今回はお客様からご依頼があったネズミ駆除の事例をお話します。
[福井県坂井市 S 様宅]
ある時からキッチンのシンク下に小さな粒々が落ちていた事には気付いていましたが
ゴキブリの糞?かなと思っていたそうです。
それからしばらくすると、キッチンにおいてあった野菜がかじられたり
夜間キッチンの電気を付けた瞬間などに天井裏でコトコト走り回る様な音が頻繁にす
るように。
その次の日に当社の方へご依頼があり、
天井裏を覗いてみると、
糞尿だらけで、ネズミが縦横無尽に住み着いていた形跡が家屋すべての天井裏から
発見されました。
基本的にねずみは寒さに弱いのですが、福井県内で冬に被害が多いことには理由が
あります。
<福井市、坂井市で冬にねずみ被害が増える理由>
福井市内・坂井市内ともに、農業が盛んで特に冬は秋に収穫された
穀物・野菜などが豊富に家屋内に保管されています。
お米は新米が収穫されても昨年の古米が残っていたりすると
キッチンの隅に米袋のまま置かれていたりで、
ねずみにとってもエサが大量に保管され
暖房を使う室内の天井は我々が思っているよりも暖かいのです。
気温変動が少なく、エサが豊富にある家屋内はネズミにとって快適で
人の目が届かない天井裏で繁殖を始めます。
春や秋に繁殖するといわれていますが、高気密高断熱となった近年の住宅建築様式
では冬でもネズミの繁殖が多くなっています。
<ネズミは住宅内にどこから侵入してくる?>
冬に住宅内へネズミを入らせないことが最も重要ですが、
ビックリするような小さな隙間などからも侵入してきます。
排水パイプと床材の隙間、ガス配管と壁の隙間、
使用していない湯沸かし器の排気筒
基礎通気口の隙間など、侵入経路を特定し塞がなければ駆除をしたところで
再度侵入、繁殖されネズミ被害となる可能性が高いです。
例として挙げた、福井県坂井市の S 様宅は築 10 年とまだ新しいですが
床下の排水パイプと床材に隙間があり、
そこから侵入した形跡が見つかりましたので
• 粘着トラップにてネズミを捕獲
• 隙間をパテで埋めて侵入経路を遮断。
• キッチン内に米袋のまま置かれていたお米は米びつ、に入れてもらう
このように当社にて対応、説明させていただきその後ネズミ被害には遭われていませ
ん。
また天井裏でネズミ駆除のご依頼を頂き調査した結果、
ハクビシンが住み着いていた事例なども多く、外は寒いが暖かくなった住宅事情に
よって福井市内・坂井市で被害が多くなっています。
福井市内をはじめ、坂井市へもすぐに駆け付けることの出来る
福井で創業 45 年の第一環研へお気軽にご相談ください。
福井県内の住宅建築様式にも詳しい当社スタッフがすぐに駆け付けます!